おすすめ!節約生活術!

野菜の保存と選び方

◆ナス
選び方
ナスの鮮度のいいものは、ヘタに鋭いトゲのようなものがついています。反対に、ヘタの切り口が黒ずんでいるものは、鮮度が落ちているので避けた方がいいでしょう。ナスは鮮度がおちると極端にアクが強くなるので鮮度の良いものを選びましょう!
実全体でもチェックできます。きれいな紫色で光沢があるものは新鮮です。色ムラがあるものは味が落ちるので注意しましょう。
保存
冷蔵すると低温障害をおこすので、夏場以外は常温で保存した方がいいです。(夏場は冷蔵保存が良い)その際、新聞紙に包み冷気が直接当たる場所は避けて置くこと。ポリ袋などの密封容器は使わないように。水気が溜まりそれだけでも痛んでしまいます。(>_<)
:6月〜9月

◆キャベツ
選び方
キャベツは葉が球状にしっかり巻いてあって、株の切り口がみずみずしいものを選ぶといい。大きさよりも重いものを選びましょう。
保存
キャベツは、切断面が多くなるとそれだけ品質の低下が早くなります。涼しい季節なら新聞紙でくるんで冷暗所でも結構ですが、できれば濡れた新聞紙などでくるんでポリ袋などで軽く包むといいでしょう!
使うときは包丁で切らずに外側から一枚ずつはがして使うと乾燥せずに長持ちします。
:4月〜8月、2月

◆レタス
選び方
レタスを選ぶときは、根株を見ること。根株の切り口が白くみずみずしいもので、大きさが直径2〜2.5pくらい(10円玉程度)のものが鮮度がよく味もいい。逆に、切り口が赤褐色だったり、全体の緑が濃すぎると窒素過多なので避けたほうがよい。
また、包丁などの金属を嫌うので、手でちぎるといいでしょう。
保存
レタスは湿気があると腐りやすく長期保存ができません。水気を抜いてキッチンペーパーでくるんでから新聞紙で包みましょう。保存するときは必ず心を下にして下さい。
:5月〜6月、10月〜12月

◆トマト
選び方
トマトは鮮度が落ちてくると、まずヘタからしなびてきます。(実の表面よりもヘタのほうが水分の蒸発が早いから。)鮮度のいいものは、ヘタが鮮やかな緑色でピンと張っているものです。色は鮮やかな赤いもの。実はしっかりつまってツヤがあり、全体に丸みがあるものがいいでしょう。
保存
トマトは冷蔵庫で保存しますが、青いトマトを冷蔵庫に入れておいても熟成は進みません。青くて食べられないトマトは、まず太陽に当てましょう。ヘタを上にした状態でザルなどの上にのせ、日中放置しておくと赤く熟成します。それから冷蔵庫で保存します。
:6月〜8月

◆ピーマン
選び方
ピーマンはヘタの切り口を見て鮮度を判断しましょう。切り口がみずみずしいものは鮮度が良く、反対に古いものは切り口が乾いているうえ、茶色く変色していることがあります。また、肉厚があり、鮮やかな色をしたものがおいしいピーマンの基準です。
保存
ピーマンもナスと同じで暖かいところで育つので冷たいのが苦手。保存するとき温度が下がりすぎないよう、気をつけましょう。低い温度で保存し続けると、低音障害を起こすこともあります。
ピーマンの保存には、10℃くらいの温度で十分です。穴のあいたポリ袋に入れて、冷蔵庫で保存しましょう。
:7月〜9月

◆ニンジン
選び方

ニンジンは根の先端が黒くなっていないもので真上から見て、茎の部分が細い物が良いでしょう。

保存
人参の保存は水滴を防ぎ、 冷蔵庫で保存する。これは人参に水滴が付着するとそこから腐るのを早めてしまうからです。 人参は高温と多湿を嫌います。ですので通常の保存方法は、水分を吸収しやすい新聞紙に包んで冷蔵保存するのが良いとされています。冷やしすぎによる低温障害などは、ありませんので、凍らせない程度にて保存しましょう。保存期間は1週間〜2週間程度です。
生はビタミンCを壊す?
キュウリもそうですが、ニンジンを生で野菜サラダに混ぜるとせっかくのビタミンCが減ってしまします。
では、サラダにキュウリやニンジンを入れたいときはどうするかというと、じつはこの酵素酢に弱いのです。酢の入ったドレッシングをかけたり、酢の物にすれば大切なビタミンCが守られます。
キュウリが酢の物に合うと昔からいわれているのも、味だけではなかったのですね。
:12月〜2月

◆アスパラガス
選び方
旬の時期のアスパラはどれもがみずみずしくそれほど味に違いはないが、濃い緑色で穂先がしっかりしていて、茎が張りきっているものがよい。細いものよりもまっすぐで太いもののほうが甘くてやわらかく、味も最高。
切り口が茶色いものや、茎にたてじわがあるものは、鮮度や発育がよくないものなので避けましょう。
保存
アスパラガスは根元を少し切り落としてから、水を数p入れたコップに差して冷蔵庫に入れて保存すると4〜5日は持ちます。
三つ葉、パセリなども同様です。水がなくなったら補給しましょう。
:5月〜6月

◆ブロッコリー
選び方
ビタミンCが多くカロチンも豊富なブロッコリー。色がまだらだったり黄色い花が咲きかけているものは古くなっているので避けたい。良いものは、根元の切り口が新しく茎に空洞がないうえ、濃い緑色の大きなつぼみがこんもりしまっているもの。茎の部分が長いものはやわらかいので、小さく切って一緒に料理が出来ます。
保存
そのままにしておくと緑のツボミが開いて黄色く変色してしまいます。変色しない為には、ビニール袋に入れてツボミを上に立てて冷蔵庫で保存するとツボミが開くのが遅くなり、持ちが長くなります。
すぐに食べない場合は新鮮なうちに、小分けにして茹でた後、急速冷凍させましょう。硬めに茹でておいて、解凍する際に茹でた時に丁度良い硬さにするのが美味しく食べるコツです。

◆カボチャ
選び方
カボチャは1個売りのものなら、皮の縞模様がはっきりしているもの。カット売りなら種がぎっしり詰まっていて果肉の色が濃いものほどよいです。
保存
カボチャはそのままで長期保存ができる野菜です。10℃前後の涼しいところなら2〜3ヶ月は持ちます。
すでに切ってあるものは中の種やわたをしっかり取り除いてから空気が入らないようにラップを密着させて保存しましょう。
:6月〜9月

◆タマネギ
選び方
タマネギは全体に張りがある球形で、芽の部分が細いものほど鮮度がいい。外皮が乾いていて淡褐色のしまったものは良品の証拠。反対に、全体に弾力がなく芽の部分のしまりが悪いタマネギは鮮度が落ちていて味が悪い。
春先に出回る新タマネギは、表面の皮が筋ばっていない、みずみずしいのもが良いでしょう。
保存
タマネギは、冷蔵庫に入れておくより、風通しの良い日陰で保存しておくのが最適です。ネットにいれて風通しのよいベランダや軒下に吊るして涼しいところにおきましょう。
なんで涙が出るの?
タマネギを切ると涙が出るわけは、タマネギの刺激成分である硫化アリルが揮発するため。つまり、これが出なければ涙がでないということで、よく切れる包丁を使うというのも正しい対処法です。
よく切れる包丁がないという方は、切る前にタマネギを冷凍庫に15分程いれておくという方法があります。硫化アリルの発揮を防ぐことができますよ!
:4月〜6月

◆大根
選び方
大根は白くてきめが細かく全体に張りのあるものが良いです。身の大きいものは、熟成が進みすぎていてスが入っている場合があります。中くらいのサイズで持ったときずっしりと重いものを選びましょう。
保存
まず、葉の根元から切り落として残りの白い部分は新聞紙で包み、土の中にあったときのように乾かさずに立てかけておくのが正しい保存の仕方です。
大根の葉はみじん切りにして料理にかけたりと、緑の野菜が足りないときなどに役に立ちます。
:10月〜3月

◆白菜
選び方
白菜は芯の切り口が白いものがいいです。2つ割にしたものなら、断面がみずみずしいものが新鮮で、切り口が茶ばんでたり、葉の部分が乾いているものは古い証拠なので避けましょう。全体が程よく肉厚で、葉先をしっかり巻き込んでいるものほど良い。
保存
白菜は上手に扱うと保存のきく野菜です。
まずは、白菜を丸ごとしっかりと新聞紙にくるんで、根元を下にして暗いところに立てかけておきます。あとは、使うたびに外葉から1枚ずつはがしていけば長くきれいに無駄なく使えます。
ただし、すでに切り分けてある白菜は切り口から急速に傷むのでラップに包み冷蔵庫にしまって、なるべく早めに食べるようにしましょう。

◆長ネギ
選び方
良い長ネギは、白と緑の部分がくっきりと分かれていて先端の緑がみずみずしく張っているものです。逆に、白い部分を触るとフカフカして柔らかいものは避けた方が良いでしょう。
保存
青い「葉」の部分を切り落とし、白い食用部分を新聞紙できれいに包み、ラップをせずに、冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。
二週間くらいは大丈夫です。
:11月〜3月

◆もやし
選び方
もやしは茎が短くピンと張ってツヤのあるものが良品です。しかし、いくら茎や根が白いからといっても、漂白剤を使っているものもあるので無漂白と表示されたもやしであることが前提です。
保存
袋入りのもやしはそのまま冷蔵庫に入れっぱなしにしておくと、2,3日しか持ちませんが、水に入れたボウルなどに移し、毎日水を替えながら冷蔵庫に入れておくと1週間はシャキッとした歯ごたえが維持できます。真空パックのものも長持ちします。
青臭さがでてしまったものは、塩を加えて炒めれば消えます。

◆ジャガイモ
選び方
じゃがいもは、色が均一で、つやがあり傷もなくしわのないもの。張りがあり、形が整っているものをできるだけ選ぶと良いでしょう。
保存
光の当たる場所は避ける
ジャガイモは光を浴びて光合成をすることで、緑化、萌芽が促されます。ともに有毒物質のソラニンを増加させる働きがあるので、保存する際は、蛍光灯や日の光が当たる場所は避け、暗くて風通しのいい場所を選ぶようにしましょう。保存する場所にリンゴを一緒に入れておくと発芽しにくいです。
:4月〜6月、10月

参考文献:「料理の裏ワザ便利帳」PHP研究所

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